幼少期は緑豊かな兵庫県西宮市の甲子園口で育ちました。4才からピアノを始め、ピアノが届くまでは、紙に書いた鍵盤を叩いて練習していたことを覚えています。
今、思い返すと、私の人生には常に「音楽」がありました。
2才下の妹も4才でバイオリンを習い始め、大人になって私がピアノ伴奏、妹がバイオリンを弾いていたその光景が私の人生の根底にあります。
2才下の妹も4才でバイオリンを習い始め、大人になって私がピアノ伴奏、妹がバイオリンを弾いていたその光景が私の人生の根底にあります。
この私の生まれ育った環境が子育てにも大きく影響し、私は自分の子供達にもピアノとバイオリンを習わせることになりました。
長男はピアノ、次男はバイオリンを弾く過程で困ったことは、私がバイオリンを弾いたことがないので、子供に教えられないということです。
考えた末に、私もバイオリンを習い、家では私が子供にバイオリンを教えるというスタイルになりました。
最初は子供のためと思って弾き始めたバイオリンですが、弾くことによりハートが震え、喜び出す不思議な感覚に襲われ、私は次第に時を忘れ、バイオリンの練習に打ち込むようになっていきました。
今、思えば、自分でバイオリンを弾くことにより、2千回に渡る過去世のどこかでバイオリニストだった自分とシンクロし、あんなに夢中になっていたのだと思います。
このようにパリの凱旋門を訪れた時、アメリカのセドナに行った時、魂の伴侶に出会った時、すべて理解し難いハートから炎のように湧き上がる情熱というのは、私の魂に刻まれた過去世での記憶がパンドラの箱を空けたかのように突然、蘇ることが分かりました。
バイオリンへの情熱は、魂の伴侶に出会い、突然スイッチオフになりました。
そして、魂の伴侶との別離から、ヒーリングへの道へと進み出した私は、ウクレレの弾き語りへと導かれていったのです。